無題ドキュメント

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何でも良い
2001/05/12
 飲食に頓着しない。頓着しないとは、拘泥しないという事ではなく、「興味がない」にほど近い。食べること自体が面倒なのだが、食べないと死ぬのでとりあえず食べる、といったところか。
 「何が食べたい?」と云う質問をされることほど、困ることなない。まず、特に好きな食べ物が無い。だから、特にこれと云って「食べたい」という気になる食べ物が無いのである。
「ええとええと、何でも良い」
「何でも良ってなによ。具体的に挙げてみてよ」
「だから、何でも良い」
「だから何でも良いでは判らないじゃないの。なんかあるでしょ、ハンバーガーとか」
「じゃあ、それで」
「じゃあって何よ。もういいわよ。ふん」
なぜ私が怒られねばならないのだろう。つくづく世の中は不可解だ。
 実際、お昼をファーストフードで済ませることは多いが、別段好きだから食べてるというより、手軽ですぐ食べられるから、という要因の方が大きい。もしもハンバーガー屋が、入店まで30分待ち、オーダーを聞きにくるまで10分待ち、食事自体に1時間かかり、会計にさらに10分、というような形式であったら、永遠に寄りつくことはないであろう。食事にかける時間は1回あたり10分程度が望ましい。
 であるから、「話題のお店」なんぞに30分やら1時間も並んで食べようとする人々の気持ちは、私には全く理解できない。そもそも理解しようとも思わない。しかもそういうお店に限って、1回の食事にかかる費用が馬鹿高かったりするのである。食事にかける費用は1回あたり500円程度が望ましい。
 と、いうように考えるのは、きっと私だけではないはずだ。食事にかける時間とお金は、人生の重大な損失だ。なんだか前にもどこかで聞いたような文句なのは気にせぬに如かず。極力時間とお金のかからない食事方法はないものであろうか。
 そういうわけで、食品メーカー各社には、以下のような製品の開発を提言する。
・他の作業をしながら手軽に食べられる
片手で持つことができ、手も汚れない仕様になっていれば、仕事やWebブラウジングなどしながら食事ができる。貴重な時間を有効に活用することが出来る。
・短い時間で食事を終えることが出来る
長くても10分、できれば3分程度で食事を終えてしまいたい。たとえ片手といえども、占有され続けるのは何かと不自由だ。
・必要な栄養素を全て摂取できる
あまり食事に手を抜きすぎて、病気になってしまっては元も子もない。
・それなりに美味しい
「シャッキリポン!」とまではいかないにせよ、ある程度美味しくなければそもそも食べる気がしない。
・リーズナブルな価格設定
数百円程度が望ましいが、1,000円未満ならばなんとか払おうという気にはなる。
 上記全てを満たすような製品が存在するとしたら、おそらくは流動食タイプの形式になることだろう。となると、とても美味しくなさそうなのである。そう、私は食べ物に興味がない癖に、味にはうるさいのだ。これは単に「我が儘」という奴なのだろうか。
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