無題ドキュメント
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簡素な計画
2001/05/03
貴方は一人で映画を観に行ったことがあるだろうか。
ある、という方はかなり映画ファンか、よほど天涯孤独の身であるかのどちらかだろう。それほどまでに、一人で映画を観るという行為は、辛く惨めなものだ。
「んなこたぁない」と云われる向きもあるだろうが、そう思われる方はやはり相当な映画マニヤなのであろう。我が垂乳根の母もかなりの映画オタクであり、仕事が休みの日にはよく一人で映画に出かけている。
私自身は、つい最近まではよくそんな母親に連れられて映画を観に行っていた。「つい最近」っていつ頃までだよという疑問に関しては諸事情によりお答えできかねるが、決して私にマザー・コンプレックスの気があるという話をしているのではない。なによりこのページのタイトルを見れば一目瞭然であろう。いや、それも違う。違うったら違う。
話を本筋に戻すと、そんな私もかつてただ一度、一人で映画を観に行ったことがある。あれは『シンプル・プラン』という映画だったが、ええと、監督はだれだっけ。最近物忘れが酷くて困る。ええとええと。あ、サム・ライミか。『死霊のはらわた』の。いやあ、
IMDb
は便利だね。
と、そういう話でもない。どうも毎度のことながら、なかなか話を先に進められなくて往生する。思い起こせば小学生の時分から…いや、よしておこう。『シンプル・プラン』だが、結局それが一人で観に行った最初で最後の映画となった。
映画自体は期待に違わぬ出来であったから、観に行ったこと自体を後悔している訳ではない。問題は私自身の性癖にある。
このページの愛読者にして、頭脳明晰かつ眉目秀麗な方々ならすでにお分かりかと存ずるが、不幸にしてそうでない一部の方々のためにご説明すると、私は蘊蓄を語るのが大好きなのである。
自分が浅学にして蒙昧なのは百も承知であるが、いや、そのような卑小な人物たる所以か、自分が知ってる事については、聞かれていない事まで語らずにはおれない質なのである。おそらく誰しも、このような輩は周囲に一人や十人いるのではなかろうか。
そんな私であるから、映画を観に行く際など事前に先のIMDbなどで予習をしておき、見終わった後に、誰某はかの映画の主役を演じた俳優で、何某はあの名優の息子で、そうそうあのシーンの特撮を担当した会社の創立者の兄嫁の従兄弟が、と云うような割とどうでも良い知識を披露するのがなによりの愉悦なのである。我ながら激しく鬱陶しい奴だな。
等と云うのは些か誇張が過ぎるが、映画は見終わった後に感想を云いあうのが愉しい、という主張には賛同する方も多いのではないだろうか。私個人はあまり自分の感想を述べる方ではないのだが。馬鹿がバレる故。その代わりに蘊蓄垂れ蔵。
という訳なので、私と一緒に映画を観に行ってくれて、尚かつ私の蝉噪たる蘊蓄を辛抱強く聞いてくれて、挙げ句の果てに心より賛嘆までして戴ける、頭脳明晰かつ眉目秀麗な妙齢の女性募集中。感心した振りをしてくれるだけでも良いので。何卒。
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ある、という方はかなり映画ファンか、よほど天涯孤独の身であるかのどちらかだろう。それほどまでに、一人で映画を観るという行為は、辛く惨めなものだ。
「んなこたぁない」と云われる向きもあるだろうが、そう思われる方はやはり相当な映画マニヤなのであろう。我が垂乳根の母もかなりの映画オタクであり、仕事が休みの日にはよく一人で映画に出かけている。
私自身は、つい最近まではよくそんな母親に連れられて映画を観に行っていた。「つい最近」っていつ頃までだよという疑問に関しては諸事情によりお答えできかねるが、決して私にマザー・コンプレックスの気があるという話をしているのではない。なによりこのページのタイトルを見れば一目瞭然であろう。いや、それも違う。違うったら違う。
話を本筋に戻すと、そんな私もかつてただ一度、一人で映画を観に行ったことがある。あれは『シンプル・プラン』という映画だったが、ええと、監督はだれだっけ。最近物忘れが酷くて困る。ええとええと。あ、サム・ライミか。『死霊のはらわた』の。いやあ、IMDbは便利だね。
と、そういう話でもない。どうも毎度のことながら、なかなか話を先に進められなくて往生する。思い起こせば小学生の時分から…いや、よしておこう。『シンプル・プラン』だが、結局それが一人で観に行った最初で最後の映画となった。
映画自体は期待に違わぬ出来であったから、観に行ったこと自体を後悔している訳ではない。問題は私自身の性癖にある。
このページの愛読者にして、頭脳明晰かつ眉目秀麗な方々ならすでにお分かりかと存ずるが、不幸にしてそうでない一部の方々のためにご説明すると、私は蘊蓄を語るのが大好きなのである。
自分が浅学にして蒙昧なのは百も承知であるが、いや、そのような卑小な人物たる所以か、自分が知ってる事については、聞かれていない事まで語らずにはおれない質なのである。おそらく誰しも、このような輩は周囲に一人や十人いるのではなかろうか。
そんな私であるから、映画を観に行く際など事前に先のIMDbなどで予習をしておき、見終わった後に、誰某はかの映画の主役を演じた俳優で、何某はあの名優の息子で、そうそうあのシーンの特撮を担当した会社の創立者の兄嫁の従兄弟が、と云うような割とどうでも良い知識を披露するのがなによりの愉悦なのである。我ながら激しく鬱陶しい奴だな。
等と云うのは些か誇張が過ぎるが、映画は見終わった後に感想を云いあうのが愉しい、という主張には賛同する方も多いのではないだろうか。私個人はあまり自分の感想を述べる方ではないのだが。馬鹿がバレる故。その代わりに蘊蓄垂れ蔵。
という訳なので、私と一緒に映画を観に行ってくれて、尚かつ私の蝉噪たる蘊蓄を辛抱強く聞いてくれて、挙げ句の果てに心より賛嘆までして戴ける、頭脳明晰かつ眉目秀麗な妙齢の女性募集中。感心した振りをしてくれるだけでも良いので。何卒。